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【FX週間報告】勝率50%でも勝てる理由。「損小利大」で+48pips達成の全トレードを公開【FIREへの道】

こんにちは!FIREを目指して資産運用に取り組む、こうらぼです。

「FXは勝率9割じゃないと勝てない」 「コツコツ勝っても、一度の負けで全部なくなる(コツコツドカン)」

FXを始めたばかりのころ、僕も本気でそう思っていました。 もし今、あなたが「FXで勝てない…」と悩んでいるなら、今週(11/3〜11/8)の僕のトレード記録をぜひ見てください。

勝率は、たったの50%です。 しかし、結果は「+48pips」のプラス収支。

この記事では、「なぜ勝率50%でもプラスになるのか」という僕のトレード実績と、11月第1週の全トレードを、市場環境の分析とメンタル面も含めて徹底的に解説します。

1. 週間トレード結果サマリー (11/3-11/8)

まずは今週の全体結果です。 今週も「利確+11pips」「損切り-7pips」の「損小利大」ルールを徹底しました。

項目結果
総トレード回数24回
勝ちトレード12回
負けトレード12回
勝率50.0%
獲得pips(11pips × 12勝) – (7pips × 12敗)
合計獲得pips+48pips

ご覧の通り、勝ち負けはちょうど半分。しかし、利確(11pips)が損切り(-7pips)より大きいので、差し引きで「+48pips」の利益が残るのです。

これこそが、僕が「勝率」よりも「リスク・リワード比」を重視する理由です。

( リスク・リワード比:1回のトレードの損失(リスク)と利益(リワード)の比率のこと)

2. 今週の市場環境と「狙いやすかった日」

今週は、なんと言っても週末11月7日(金)の「米雇用統計」が最大のイベントでした。

  • 週前半(3日〜5日): 雇用統計を控えているため、大きなトレンドが出にくい「レンジ相場」でした。トレーダーも様子見ムードで、下手に手を出すとダマシに遭いやすい、忍耐力が試される相場でした。
  • 週後半(6日〜7日): 木曜日あたりから雇用統計への期待感でドルが買われ、上昇トレンドが発生。そして金曜日の雇用統計本番。結果は市場予想とほぼ同じだったため、発表直後は乱高下しましたが、すぐに落ち着きを取り戻しました。

今週のように「大きなイベント前」は、レンジ相場になりやすいと覚えておくだけで、無駄な負けを減らせます。

3. 時間帯別パフォーマンス分析 〜今週の「勝ちパターン」と「反省点」〜

先週の課題(NY時間の負け)を踏まえ、今週も時間帯別に分析しました。

市場トレード回数勝敗勝率獲得pips
東京5回4勝 1敗80.0%+37pips
ロンドン4回1勝 3敗25.0%-10pips
NY15回7勝 8敗46.7%+21pips

今週は、東京時間が「神」でした。

勝率80%で、今週の利益のほとんどを稼ぎ出しています。これは、レンジ相場の中でも、東京時間の「トレンドが出やすい9時〜10時」に絞ってエントリーした結果です。

一方で、ロンドン時間は大苦戦。欧州勢が参加し始める時間帯は、レンジ相場だと特に値動きが荒れるため、見事にダマシに引っかかってしまいました。

4. ピックアップ・トレード解説(メンタルとルールの重要性)

「どうやってエントリーしたのか?」という具体的な手法(ロジック)については、僕が将来的に有料コンテンツとして公開を考えている核の部分なので、このブログで無料公開することはできません。

しかし、僕がトレードで勝つために「手法」と同じくらい重要だと考えている「メンタル」「環境認識」について、今週のトレードから解説します。

【ベストトレード】11月5日 9:42 & 10:15 (東京) 売りエントリー (+22pips)

  • 状況分析:この日の東京時間は、1分足でも明確な「下落トレンド」でした。
  • メンタル:「大きな流れに逆らわない」という大原則を守り、「売り」だけに絞ってチャンスを待てました。「買い」の誘惑(逆張り)を完全に無視できたことが勝因です。
  • 学び:FXは「待つ」ことが仕事です。自分の得意なパターン(この場合は下落トレンド中の戻り)が来るまで、冷静に待てたトレードでした。

【反省トレード】11月4日 16:35 (ロンドン) 売りエントリー (-7pips)

  • 状況分析(想像):直前の16:23のトレードで+11pips取れた後、レンジ相場気味の動きに変わっていました。
  • メンタル:「まだ下がるはず」という根拠のない自信と、「直前で勝ったから」という油断がありました。完全に「調子に乗った」トレードです。
  • 学び:相場は常に正しい。自分の「希望」でエントリーしてはいけません。直前で勝った時こそ、一度PCから離れるくらいの冷静さが必要だと、-7pipsで深く反省しました。

5. 総括:手法を活かすのは「メンタル」と「環境(ツール)」

今週は勝率50%でしたが、結果は+48pipsでした。

FXで勝つためには、もちろん優れた「手法(ロジック)」が必要です。それは僕自身、日々検証と改善を続けている核となる部分です。

しかし、その手法を100%機能させるためには、「ブレないメンタル」と「ストレスのない取引環境」が不可欠だと、僕は考えています。

特に僕のような1分足スキャルピングでは、コンマ数秒の判断の遅れが命取りになります。

  • 「スプレッドが広くて、思った価格で入れない」
  • 「サーバーが滑って(約定拒否)、損切りが遅れた」

これらは、手法以前の「環境」の問題で、余計なストレスを生み、メンタルを乱す最大の敵です。

僕がFIREを目指す上で、無駄なコストやストレスは徹底的に排除したいので、メイン口座はスプレッドが業界最狭水準の「GMOクリック証券」を使っています。道具(ツール)にこだわるのは、手法を活かすための最低限の準備ですね。

来週もこの「損小利大」ルールを守り、FIREに向けてコツコツpipsを積み上げます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

愛知在住30代のこうらぼです。サービス業を本業に、FXを中心に10年以上投資を実践。「Kou – 投資とFIRE研究所」を運営し、FIREや資格取得に向けた学びを発信中。45歳までのFIRE達成と資産10億円を目指し、皆さんがより自由に生きるための情報を、初心者にも分かりやすくお届けします。

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