「簿記3級って、いったいどんな試験?」「そもそも何が学べるの?」――こんな疑問をお持ちではありませんか?
私自身、最初は「簿記って経理とか会計の人が取る資格でしょ?」くらいの認識でした。ところが、投資やFIREを目指すうえでも、簿記の基礎知識が役立つと聞いて「よし、今こそやってみよう!」と決意。実は、ネット試験なら自分のタイミングで受験できることもあり、「合格レベルになったら受けに行く」というスタンスで勉強を進めています。
この記事では、簿記3級の基本情報から、私が実際に準備している教材・道具、オンライン学習サービス(オンスク)の活用法などをご紹介します。初心者目線でまとめていますので、「これから簿記を始めたい」「投資やFIREに役立つ資格が欲しい」という方は、ぜひ参考にしてみてください!
1. なぜ簿記3級を受けるの? 私のきっかけ

私が簿記3級を受験しようと決めた最大の理由は、投資やFIREを目指すうえで役立つ知識が得られると考えたからです。株式投資の財務諸表分析や企業の数字を読むとき、簿記の基礎がわかっていると「この会社はどんな収益構造なんだろう?」をスムーズに把握できます。
- 投資に活かせる
損益計算書や貸借対照表などが読めるようになる → 企業分析の精度が上がる - FIREを目指すための一歩
お金の流れを数字でしっかり把握する → 家計管理や資産形成に応用できる
簿記3級はあくまで初歩レベルですが、「難しそう…」と尻込みしていたら一生始められない気がしたんですよね。そこで、「迷うならやってみよう!」 というスタンスで、一歩踏み出すことにしました。
2. 簿記3級の基本情報

簿記3級は、日本商工会議所が主催している資格試験で、「商業簿記」の基礎を学べるのが特徴です。従来は年に3回(2月・6月・11月)のペーパー試験が中心でしたが、最近は自分の好きなタイミングで受けられる「ネット試験」も導入されました。
難易度・合格率は?
- 合格率は試験回によって変動しますが、約30%〜50% 前後が一般的と言われています。
- 学習時間の目安はだいたい80〜100時間とされていますが、初心者の方は100時間以上を見積もる方が安心かもしれません。
とはいえ、私が思うに簿記の勉強は “暗記” というより “理解” が重要。「なぜこういう仕訳になるのか?」を納得できれば、意外とスラスラ解けるようになるそうです。
ペーパー試験とネット試験の比較表

簿記3級は主に2種類の形で受験可能です。私は「合格レベルに達したらすぐ受けたい!」と思ったのでネット試験を選ぶ予定ですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。以下の表を参考に、あなたに合った方法を選んでみてください。
比較項目 | ペーパー試験 | ネット試験 |
---|---|---|
実施タイミング | 年3回(2月・6月・11月) | 随時(会場の空きがあれば予約可) |
合格発表 | 試験後しばらくしてから通知 | 試験終了後、その場で判定 |
受験場所 | 主催団体が指定する会場 | PC・システム対応の試験会場 |
メリット | みんなと同時に受ける安心感 日商簿記の伝統的な形式 | スケジュールの自由度が高い 結果を即確認できる |
デメリット | 合否判定まで時間がかかる 決まった受験日を逃すと次回まで待ち | 会場の予約状況によって 希望日がとれない可能性がある |
私の場合は「自分のペースで勉強して、OKと思ったらサッと受験!」というスタンスなので、ネット試験を最優先で考えています。
4. 私の学習スケジュールと目標

目標タイミング
- 5月末までに合格レベル(学習済みの範囲を固めたら受験申込)
- 大体2か月ほどかけて、1日2時間の勉強を目安 → 計120時間ほど
私はすでにFP3級の勉強を経験しており、その際に「1日2時間で2か月間」というペース配分が自分に合っていると感じました。集中力の持ち方や日々のルーティンなども確立できているので、今回も同じノリで進めようと思っています。
5. 簿記3級の勉強に必要なもの

テキスト・問題集
今回は、オンスクというオンライン講座をメインに勉強を進める予定です。テキストや問題集はダウンロード教材やオンスク内の問題演習を活用します。紙のテキストや市販の問題集があってもいいのですが、FP3級でオンスクを使って慣れているので、その流れに乗ることにしました。
物足りなくなったり、もっと勉強したいと思えたら追加でテキストを別で買ってみたり、という感じでいこうと思います。
電卓
簿記3級の試験では、「数字の入力・計算スピード」も重要 なので、使い慣れた電卓があると安心。私はAmazonで購入した**キャノン製12桁電卓(LS-122TS)**を使っています。見出しにある画像が実際に買った電卓。
- 価格: 約1,500円程度
- 決め手: 2級までならこのレベルで十分との評判が多かったから
機能を詰め込んだ高額な電卓もありますが、3級〜2級レベルなら十分対応できると感じます。
6. 私がオンスクを選んだ理由

簿記3級の学習方法は、本屋でテキスト&問題集を買う、通信講座を利用する、YouTubeで独学するなどさまざま。そんな中で私が「オンスク」を選んだ理由は以下のとおりです。
- FP3級ですでに慣れている
- FP3級をオンスクで学習して合格レベルになった実績がある
- インターフェースや学習の進め方が理解しやすい
- コスパがいい
- 月額制で受講し放題
- 簿記以外の科目も受け放題プランに含まれている
- 動画+問題演習がセット
- 空いた時間にスマホで講義動画を見られる
- 問題演習や模試もスマホやPCからサクッとできる
「初心者でもわかりやすいカリキュラム」「月額課金制で複数資格の学習が一度にできる」というのは、あまりガッツリお金をかけたくない私にピッタリでした。特に「通信講座って高額」なイメージがありますが、オンスクなら比較的手が届きやすいです。
7. 簿記3級の難所は? 初心者が意識すべきポイント

正直、まだ私は本格的に簿記3級の勉強を始めていない段階なので、「ここが難しい!」と明確に言えるほど経験していません。ただ、先輩方の話を聞くと、主に以下の点が挙がります。
- 仕訳の理解
- デビット(借方)とクレジット(貸方)の概念
- 「貸方を増やす時は…借方を減らす時は…」など頭がこんがらがりやすい
- 用語が多い
- 『引出金』『繰越商品』など、普段聞き慣れない言葉が出てくる
- 意味を理解せずに丸暗記しようとすると挫折する
- ケアレスミス
- 計算間違い、桁数間違い、帳簿の転記ミスなどが点数に直結
私が今のところ意識しているのは、わからない言葉が出たら放置しない ということ。モヤモヤを抱えたまま先に進むと、途中で何が何やら分からなくなると聞くので、こまめに理解を確認しながら勉強を進める予定です。
8. これから簿記3級を始める方へのメッセージ

もし「簿記って難しそうだし、本当に必要かな…」と迷っているなら、とりあえずやってみる ことをおすすめします。簿記は確かに専門的なイメージがありますが、3級の範囲は“基礎の基礎”なので、初心者でもしっかり学べば十分合格できます。
- 考えすぎず行動しよう
迷っている時間を勉強に当てたほうが早い、というのが私の実感。 - 投資やFIREに直結する知識
「財務諸表が読めるようになる」というメリットは大きいです。 - 今はネット試験がある
自分のペースで合格レベルに達したら、好きなタイミングで受けられる → モチベーション維持しやすい。
最初の1冊、最初の講座を買って学習を始めてみると、「簿記ってこんな仕組みなんだ!」と意外と面白さを発見することも多いもの。合格をゴールと考えるのではなく、「簿記の知識を使い倒す」視点で学ぶと、将来的に投資や家計管理に大いに役立つと思います。
9. まとめ

- 投資やFIREの第一歩として、簿記3級はかなり有用
企業の財務諸表がわかるようになる → 投資判断に役立つ - ネット試験なら自分のタイミングで受験可能
学習ペースに合わせて、合格レベルになったらすぐ受けられる - 1日2時間×2か月を目安に120時間で合格を狙う
人によって学習ペースは異なるが、まずは自分のルーティンを作るのが大事 - 必要なものは意外とシンプル
オンライン講座(オンスクなど)+使いやすい電卓(Canon LS-122TSなど)でOK - 初心者ほど、わからない用語の放置は厳禁
仕訳や用語を着実に理解しながら進める → モヤモヤ解消が合格への近道
「簿記3級ってどうなの?」と悩んでいた私が、実際に行動に移した理由はただひとつ。「迷ったらやってみよう」という精神です。勉強し始めると、世の中の“お金の流れ”が少しずつクリアに見えてくる感覚があります。
簿記は今後の人生における“数字力”の土台になる資格だといわれます。投資やFIREを目指すなら尚更、まずは3級からチャレンジしてみる価値は大いにあるはず。ぜひあなたも、最初の一歩を踏み出してみてください!
あとがき
- 「ネット試験とペーパー試験、どっちがいいの?」
- 「オンスク以外におすすめの勉強法は?」
- 「実際の仕訳問題はどう対策する?」
など、詳しいところは学習を進める中で随時更新したいと思います。私もまだ勉強を始めたばかりなので、一緒に頑張っていきましょう!
何か質問や「こういう勉強法がいいよ!」というアドバイスがあれば、ぜひコメントでシェアしていただけると嬉しいです。あなたの簿記3級合格と、豊かな投資ライフを応援しています!