「勉強を始めてもすぐに集中が切れてしまう」「何から手をつければいいか分からなくて、結局ダラダラしてしまう」――こんな悩み、ありませんか?
かくいう私も昔から集中力には自信がなく、気づけばYouTubeを見始めたり、ベッドでゴロゴロしながらスマホを触って終わる日々を送っていました。そんな私が、FP3級や簿記3級などの資格勉強を乗り切るために実践しているのが「ポモドーロ法」と「ゼロ秒思考」の組み合わせです。
実際、この2つを導入してから勉強だけでなく、ブログ記事執筆や日常の家事・掃除まで、驚くほどスムーズに進むようになりました。モヤモヤや迷いが消える、集中力が途切れにくい……。そんな「最強の集中力アップ術」を、私の実体験を交えつつご紹介します!
1. なぜポモドーロ法とゼロ秒思考なのか?

私がこの2つを同時に使うようになった理由は、「集中力の限界」と「モヤモヤした思考」 という2つの壁を乗り越えたかったからです。
- 集中力の限界
長時間ダラダラ勉強を続けるのは苦手。1時間も集中が持たないと「もういいや…」となってしまう。 - モヤモヤした思考
「そもそもこんな勉強をして将来どうなるの?」と、頭の中でグルグル考えてしまい、気づけば手が止まっている。
そこで、25分勉強+5分休憩を繰り返すポモドーロ法を導入することで、「長時間のやりすぎ」を防止。一方、1分間で悩みやアイデアを書き殴るゼロ秒思考で、頭の中の「モヤモヤ」をスッキリさせる。こうすることで、集中力とモチベーションの2大問題を同時に解決しようと思ったわけです。
結果的に、これが 「かゆい所に手が届く組み合わせ」 でした。私自身、「もっと早くやっておけばよかった!」と心から思います。
2. ポモドーロ法とは

2-1. 私がポモドーロ法を知ったきっかけ
集中力のなさに絶望しながらベッドで寝転がっていたとき、ふとスマホで見ていたショート動画で出会ったのがポモドーロ法です。ショート動画のなかで「集中力が途切れやすい人にはコレが効く!」と推していて、
「25分作業して5分休むだけだから、あっという間にできる」
という文言にビビッときました。
「1時間以上続けるのはしんどいけど、25分ならできそうだ…!」と思い、さっそくやってみたところ、これが想像以上にハマったんです。
2-2. 基本のやり方
ポモドーロ法のやり方はとてもシンプルです。
- 25分 タイマーをセットして作業や勉強をする
- タイマーが鳴ったら 5分休憩 を取る
- これを 4回繰り返したら 、次は 30分ほど長めの休憩 を取る
- また同じサイクルを再開
ポイントは「25分+5分」という適度なインターバルです。
人間の集中力はそう長く続かないですし、「あと25分だけ頑張れば休憩できる!」と目標が見えるので意外と続きます。
2-3. メリット・デメリット
メリット
- 25分間だけなら頑張れる
「長時間やらなきゃ!」と思うと気が重いですが、25分という区切りだとハードルが下がる。 - 作業時間と休憩が明確
「あと◯分で休憩だから!」と自分に言い聞かせられるので、集中しやすい。 - 生産性が上がる
25分間で「とりあえずココまで終わらせよう!」と目標を立てやすく、結果的に作業スピードがアップ。
デメリット
- 25分キッカリで終わらないことがある
作業のキリが悪いと「もうちょっとだけ…」となり、気づけば35分やっていたり。 - 5分休憩が短く感じる
「何かしよう…と思ってる間に終わっちゃう!」というときがある。 - 休憩中に体を動かしすぎると眠くなる
ストレッチや軽い運動は◎ですが、やりすぎると逆にまったりモードに突入しがち。
私の場合は作業のキリが悪いときは、「次の25分で仕上げよう」 と割り切って強制的に休憩を挟むようにしています。区切りの悪さにイライラするよりは、「次の区切りで再開すればOK!」と思えば気がラクになるんですよね。
3. ゼロ秒思考とは

3-1. ゼロ秒思考に出会った理由
ゼロ秒思考は、ある有名YouTuberが大絶賛していたことで知りました。
最初は「こんなメモ書きで本当に変わるの?」と正直なところ半信半疑。ですが、そのYouTuberのゴリ押しぶりがあまりにも熱かったので、試さずにスルーするのももったいないな……という気持ちになり、とりあえず実践してみたわけです。
3-2. やり方と効果
基本の流れ
- A4の紙を用意 し、日付とテーマを書く
- そのテーマについて思いつくことを 1分間 で書き殴る
- 1分経ったら、次のテーマに移り、また1分書き殴る
- これを合計 10回 繰り返す(約10分)
ポイントは「制限時間1分」という短い時間で考えを一気に吐き出すこと。
時間をかけると余計なフィルターがかかり、「あれ? どれを書こう?」と悩んでしまいます。ですが1分という縛りがあることで、考えているヒマがない=「とにかく書く!」に集中できます。
具体的に何を書くの?
- 「今日やること」
- 「今日の勉強方法」
- 「今抱えている悩み」
- 「やってみたいことリスト」
などテーマは自由です。個人的には朝イチにやると、一日の行動指針が明確になるので超おすすめです!
3-3. 私が感じたメリット
- モヤモヤが消える
頭の中で堂々巡りしていた不安や悩みを文字にするだけでスッキリ。 - 行動的になる
書き出す過程で「こうすればいいじゃん!」という閃きが浮かび、その勢いで行動に移せる。 - 生産性が上がる
「本当にやるべきこと」がハッキリするため、ムダに時間を浪費しなくなる。 - アイデアがモリモリ浮かぶ
1分という制限時間が発想を縛りつつも解放し、思わぬアイデアが出てくることもしばしば。
「こんなメモ書きでなんも変わらないでしょ」と思っていた私が、いまでは毎朝欠かさず10ページ書き殴るようになりました。そのおかげで、「何となくやる気が出ない」「何をすればいいか分からない」といった時間がほぼゼロに。朝、モヤモヤが消えた状態で勉強に取りかかるので、一日の生産性が爆上がりしたと実感しています。
4. 資格勉強&日常生活への具体的活用例

4-1. FP3級で感じた手応え
私は最近、FP3級の学習を一周終えました。その際に感じたのが、「ポモドーロ法×ゼロ秒思考」の相性の良さ です。
- 朝一のメモ書き(ゼロ秒思考)
テーマ例:「今日の勉強方法」「今日の学習目標」「今わからない箇所の整理」
→ 書き殴っているうちに「今日はここを重点的にやろう」「ここが分からない原因はこれかも!」と具体的な行動指針がバシッと決まる。 - 昼〜夜の勉強(ポモドーロ法)
25分勉強+5分休憩を繰り返すことで、短時間でも高い集中力を維持。最初は1セットやればヘトヘトでしたが、「あと25分頑張ればまた休憩!」と思うと意外と続けられるものです。
結果、以前の自分なら「今日はとりあえずテキスト何ページやったし、まあいいか」と中途半端になりがちでしたが、テーマがはっきりしている&短い区切りがある おかげでダラダラ感が激減。学習効率が確実に上がりました。
4-2. 今後の簿記3級への活かし方
私の場合はこれから簿記3級の勉強も予定していますが、当然「ポモドーロ法×ゼロ秒思考」は続投決定です。具体的には、
- 朝イチのメモ書き で「今日は問題集でこの範囲を解く」「○ページの論点だけピックアップして復習」などの計画を先に書き出し、スケジュールを固める。
- 勉強に入るときは 25分+5分 のルーティンで進める。
- 4セット終わったらしっかり30分休んでリフレッシュ。
簿記は仕訳や数字の処理が多いので、集中力が途切れるとミスが増える のが怖いですよね。でも区切りがしっかりしていれば、ケアレスミスが減り、理解も深まりやすいはず。私にとってこの組み合わせはもう手放せません。
4-3. 日常のタスク管理への応用
実は勉強だけでなく、私はブログを書くときや掃除のときもポモドーロ法を活用しています。
- ブログ執筆:25分でどこまで書くか目標を設定し、5分で一旦休憩を挟む。
- 掃除・片付け:25分集中してやると「思ったよりスッキリ!」という達成感が得られるし、5分休憩で水分補給やストレッチをする。
一方、ゼロ秒思考は「悩みが頭に浮かんだら、即A4用紙に1分書き出す」という風に応用しています。たとえば夜寝る前に急に思いついたことがあれば、サッと書き殴る。これだけで頭の中が整理されるので、寝つきが良くなるんです。
5. ポモドーロ法×ゼロ秒思考の最強タッグ!

5-1. 実際の1日の流れ例
下記は、私の「勉強+ブログ+日常タスク」がある日を想定したスケジュール例です。
時間帯 | やること |
---|---|
6:30〜7:00 | 起床、身支度、軽くストレッチ |
7:00〜7:10 | ゼロ秒思考メモ(10枚/10分) 1分ごとにテーマを書き殴る |
7:10〜7:35 | ポモドーロ1セット目 FP3級 or 簿記3級のテキスト学習 |
7:35〜7:40 | 5分休憩(軽く水分補給、深呼吸) |
7:40〜8:05 | ポモドーロ2セット目 問題集を解く |
8:05〜8:10 | 5分休憩 |
8:10〜8:35 | ポモドーロ3セット目 間違えた箇所の復習 |
8:35〜8:40 | 5分休憩 |
8:40〜9:05 | ポモドーロ4セット目 過去問 or 模試 |
9:05〜9:35 | 30分の長め休憩 朝食、SNSチェックなど |
9:35〜 | ブログ執筆や掃除など、同じ要領でポモドーロサイクル継続 |
※あくまで一例です。起床時間や勉強のボリュームは人それぞれなので、参考程度にご覧ください。
5-2. 迷いを消して集中力をキープするコツ
- 朝のゼロ秒思考で「本日のテーマ」を明確に
- 「やることが多すぎて何から始めればいいの?」という状態を防ぐ
- 1分×10枚で書き殴ると、不思議と「今日はこれをやろう!」が浮かんでくる
- 25分に全力投球する
- 「とにかく25分だけ頑張れば休憩がある」と自分に言い聞かせる
- 5分の休憩中は、あえてスマホをいじりすぎない(軽いストレッチや水分補給がおすすめ)
- 休憩が短いと感じたら無理せず調整
- 人によっては「25分+5分」より「30分+10分」でもOK
- 大事なのは「区切り」をつくること
- モヤモヤが再浮上したら随時メモ
- 勉強中にふと「本当にこれ意味あるのかな…」と思ったら、1分だけA4用紙に書きなぐる
- スッキリしたら作業に戻る(また25分再スタート)
6. 使っている道具の紹介

私はダイソーで買ったキッチンタイマー(100円)をメインで使っています。
- ポモドーロ法では「25分→5分」「4セット後に30分」にセット。
- ゼロ秒思考では1分ずつセットして、キッチリタイムアップがわかるので便利。
また、ゼロ秒思考のメモ用紙はA4用紙一択。
- 本の著者・赤羽雄二さんも「A4用紙を使うのが鉄則」と推奨しており、私もこれに倣っています。
- 1分で1枚書いたら次の用紙に移る。ノートやスマホメモに比べて「書き殴り」しやすいのがポイント。
もし手元にキッチンタイマーがない場合は、スマホのアプリを使ってもOK。ただ、スマホだと通知やSNSの誘惑があるので、私は物理タイマーを推奨しています。
7. まとめ

- 集中力がない人ほど「ポモドーロ法」はおすすめ
25分だけなら頑張れるし、休憩がこまめに入るので疲れにくいです。 - 迷いがちな人ほど「ゼロ秒思考」は効果大
頭の中のモヤモヤを1分で書き殴るだけで、悩みや不安がクリアになり、行動に移しやすくなる。 - 資格勉強や日常タスクにも応用可能
FP3級の勉強だけでなく、簿記や家事、仕事、読書、ブログ執筆でも使えます。 - キッチンタイマーとA4用紙さえあればすぐ始められる
どちらも100円均一で手に入るので、初期費用ほぼゼロ!
結論として、「ポモドーロ法×ゼロ秒思考」 は、集中力が続かない人・三日坊主に悩む人・モヤモヤして結局手が進まない人には「かなり効く組み合わせ」だと感じています。私自身、三日坊主の常連でしたが、これを始めてから勉強継続がグッと楽になりました。
まずは騙されたと思ってやってみるのが一番です! 明日からでも始められるシンプルな方法なので、ぜひトライしてみてください。
8. 参考書籍リンク
ゼロ秒思考
「ゼロ秒思考」(著:赤羽 雄二)
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思考を高速化して、悩みを一瞬で整理できるメモ術が体系的にまとめられています。私が実践している「A4用紙に1分で書き殴る」方法は、この本で紹介されているメソッドそのもの。
「モヤモヤして行動に移れない」「考えがまとまらない」という人ほど、ぜひ一読をおすすめします!
おわりに

「集中力がない自分」に絶望しながら、ベッドでゴロゴロしていた私を救ってくれたのが、今回ご紹介したポモドーロ法とゼロ秒思考です。
手軽に始められるうえ、効果がすぐに出やすいので、本当にコスパ最強だと思います。
資格試験の学習や日々のタスク管理、さらには読書や掃除といった身近なことにも応用可能。
もし今、「勉強してても集中が続かない」「途中で投げ出しがち」という方は、ぜひ今日から取り入れてみてください。三日坊主とはおさらばして、目標達成まで突き進むきっかけになるはずです!
☆ 最後まで読んでいただきありがとうございます。
「これをやってみた!」「こんな変化があった!」という声があれば、コメントやお問い合わせフォームで気軽にシェアしていただけると嬉しいです。
あなたの勉強と生活が、より充実したものになりますように!